今の仕事はソーシャルゲームのサーバーサイドプログラミングなのだが(=ガラケーゲームのサーバー側プログラムを PHP で作っている)、基本的には MySQL の DB からデータを拾ってページ遷移を切り替えるという単純なプログラムなので、エンジニアとしての将来性に不安を持っている。
会社がスマホにも対応機種を広げようとしているので、「そっちのアプリケーションレイヤー側の仕事をやらせてください」と頼んだら「プライベートな時間で勉強して実績を作ってこい!」といわれてしまった。
まぁ、社員の成長とかには興味のなさそうな会社だからそれも仕方あるまい。愚痴っていても仕方ないし、身につけたスキルは自分のものになるわけだから、コツコツやっていこう。
ということで、まずは enchant.js を試してみる。
以前札幌で行われたハッカソンに参加してちょっとしたゲームを作ったのだが、そのときの感触は「これはいける」。スプライトを使ったイベントドリブンのフレームワークで、ファミコン的なゲームは実に作りやすい。ブラウザでスプライトをたくさん使うと重たくならないかと心配したが、数百ぐらいなら問題ない。
当時、スマホへの移植を検討していたガラケーのゲームに Flash で作ったミニゲームが含まれていて、Android 版は Flash のバージョン変更で対応できたのだが、iPhone への対応方法が見つからなかった。enchant.js を使えばバッチリだと思ったのだが、ほかの理由でそのゲームの移植は見送りになり echant.js は使えなかった。
それっきり enchant.js は触っていなかったが、スマホ向けソーシャルゲームのアニメーションなりミニゲームはそれなりに需要があるはずで、Flash が使えない以上 HTML5/CSS3 + JavaScript で作らなくてはならないができる人間が少ない、というこれから狙っていくにはおいしいところ(のはず)。
と、理論武装したところで久しぶりに echant.js を触ってみた。
昨日3時間ほどサンプルプログラムを読みながら記憶を手繰り寄せ、今日は3時間ほどかけて簡単なスロットマシーンを作ってみた。
出来上がったのがこれ。
画像やフォントはサンプルにあったのを使ったので味も素っ気もないが、実際にゲームで使うとなればその辺はプロのデザイナーさんがやるので問題なし。スロットの画像がパラパラアニメなのは何とかしたいが、あまり深追いすると燃え尽きてしまうので、そのあたりは正月休みに。
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